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「新築祝い」のマナーを徹底解説! 相場・品物選び・手紙の書き方


「新築祝い」のマナーを徹底解説! 相場・品物選び・手紙の書き方

 

相手に喜んでもらえる「新築祝い」とは

新築祝いのタイミングと注意点

 誰かにお祝いを贈るシーンがありますが、年齢を重ねるにつれて増えてくるのが「新築祝い」。家の新築は、その人にとって一生にそう何度もあることではないため、相手が喜ぶ新築祝いを正しいマナーで贈りたいものです。新築祝いのマナーやふさわしい品物選びについて、徳島を拠点に全国の企業や行政機関、学校でビジネスマナー研修やコンサルティング、マナー指導を行い、日常生活のマナーにも詳しい四国初のマナーコンサルタント、川道映里さんに聞きました。

 まず、重要なのは新築祝いを贈るタイミングです。引っ越し早々は相手もバタバタしていて落ち着きません。そこで、引っ越しから1週間後を目安に、遅くとも1カ月以内に贈るようにします。新築披露に招待された場合は、訪問時に直接渡してもオーケー。新築祝いのリクエストなどを聞ける場合には、欲しいものを贈ると喜ばれます。

【現金を贈る時の注意点】

 現金は好みを問わないため、新築祝いに現金を選ぶ人は多いかもしれませんが、注意したいポイントもあります。

・熨斗(のし)の選び方と表書き

 結婚式や快気祝いのように「何度もあってはいけないこと」は結び切りの水引が付いた熨斗を使いますが、新築祝いは何度繰り返してもよいお祝いであることから、熨斗紙は紅白の「蝶結び」を用意します。表書きは「祝御新築」「御新築御祝」など。新築マンションを購入した場合は「新居御祝」などにします。

・中古住宅は「御引越御祝」

 新築ではなく中古住宅や中古マンションを購入した場合、「祝御新築」などの表書きではマナー違反になるため「御引越御祝」とします。また、賃貸から賃貸への引っ越しは、持ち家とは意味合いが違ってくるため「御餞別」などとする場合も。最近は、中古住宅を購入し、リノベーション工事をして新築のようにする人も増えていますが、このような場合は「御祝」が正解です。

【相手別】お祝いの相場

 新築祝いを贈る時に気になるのが相場。相手の立場や、自分との関係性によって金額は変わります。この相場を目安に、相手との間柄を考慮して金額を決めましょう。

【友人に贈る場合】

 新築祝いは友人に贈る機会が最も多いかもしれません。友人の相場は5000〜1万円。親しい間柄であれば希望を聞いても問題ありません。また、相手の好みなどが分かれば、喜ばれるものを想像しながら選ぶこともマナーといえます。もちろん、現金で贈っても問題ありませんが、相手に気を遣わせてしまう可能性がある場合は、商品券や、好きなものをセレクトできるカタログでも可。複数人でお金を出し合い、何か一つの贈り物をしても喜ばれます。

【上司・目上の人に贈る場合】

 上司や目上の人にお祝いを贈る時、現金や金券で贈るのは失礼とする考え方もあるため、できれば品物やカタログにするのが無難です。金額の相場は5000〜1万円。同僚と1人3000円ずつを出し合い、上司の好みに合ったものを贈ってもよいでしょう。

【部下に贈る場合】

 部下の相場はおおむね5000〜1万円。ただし、贈る側のあなたの立場がかなり上の場合、1万円以上と考えたほうがよいでしょう。あまりに大きな金額を渡されると相手も困ってしまう可能性があるため、お酒などのお祝いの品をプラスするのも良い方法です。

【兄弟・姉妹に贈る場合】

 兄弟や姉妹、または配偶者の兄弟や姉妹の相場は3万〜5万円。現金や商品券で贈ってもよいのですが、好きな商品を選ぶことができるカタログを合わせて贈るのも喜ばれます。兄弟姉妹であれば、お祝いに何が欲しいかを率直に聞いたり、新築の家を見せてもらい、家の雰囲気にマッチしたものを贈ったりしてもよいでしょう。

【両親に贈る場合】

 両親や義両親にお祝いを贈る場合、贈る側の年齢にもよりますが、おおむね5万〜10万円の間で決めることが多いようです。親に大きな金額を渡すことに抵抗があれば、好きなものを選んでもらえるカタログもオススメ。また、兄弟姉妹がいる場合は、子どもたちでお金を出し合い、両親が自分たちでは買わないような高級家電などをプレゼントしても喜ばれます。両親と一緒に出かけて、好きな家電やインテリアを選んでもらうのも可。

【子どもに贈る場合】

 子どもが新居を建てたり、購入したりするに際して親がお金を出していれば、それがお祝いとして扱われることになります。それ以外では5万円〜が目安とされています。しかし、家庭によってさまざまな考え方があるため、それぞれの事情に合わせるのがベスト。現金や商品券に、子どもが必要なものをお祝いの品として添えてもよいでしょう。

新築祝いにふさわしい「品物」

 新築祝いの品は、家の雰囲気や住む人の趣味やセンスなど、相手の立場に立って贈るのがマナー。可能ならば、相手の希望を聞いた上で贈る方がよい場合もあります。最近では、贈られた側が商品などを自由に選択できる現金や商品券、カタログなどが人気ですが、ここでは、新築祝いにふさわしい「品物」をご紹介します(※地域や風習、相手との間柄により異なる場合あり)。

【鉢植えの花・実のなる花・観葉植物】

 新築祝いの定番は、鉢植えの花やインテリアに合った観葉植物。「その場所にしっかりと根づくように」との願いを込めて植木を贈るのもよいでしょう。また、花瓶や実のなる花、実のなる苗木などもオススメ。さらに、縁起の良い花言葉を持つものを贈ると素敵です。あまりに大きなサイズのものを贈ると場所を取ってしまうため、適度な大きさのもの選びましょう。植物の世話が苦手な人には迷惑となる可能性もあるため、相手の好みを踏まえて選択を。

【タオル・洗剤などの実用品】

 実用品であれば、いくらあっても困らないという意見が多く、新築祝いでも喜ばれます。たとえば、最初にそろえたいバスタオルは、オーガニック素材のものや高級メーカーの上質なものなどがオススメ。自分では買わないような、少しぜいたくな洗剤を贈るとセンスが良く、新築祝いとしても最適です。

【入れ物】

 物がたくさん入ることを意味する「入れ物」。定番のティーセットは、憩いのひと時を楽しむことができます。インテリアになじみやすい北欧食器が人気です。

【シンプルで実用的なインテリア】

 ダストボックスやティッシュケース、傘立てなど実用的でありつつインテリアにもなる品物もオススメ。また、相手の趣味に合わせた「写真立て」なども人気です。ただし、家の雰囲気に合わなかったり、相手の好みでなかったりするとせっかくの贈り物も台無しに。どんな家にも合いそうな、シンプルなデザインのものを選ぶようにします。

これはNG! 新築祝いで避けたいもの

 新築祝いのお祝いの品には贈るべきでないものがあり、これらを贈ってしまうと、マナーを知らない人という印象を与えてしまいます。相手が望まない限りは避けましょう。

【火を連想させるもの】

 火を連想させるものは「火事」のイメージに結びついてしまうことから、新築祝いでは贈るべきでないとされています。たとえば、ライターや灰皿、コンロなど火を使うものは相手が望まない限り避けましょう。また、火の色である「赤」のものは選ばない方が無難。たとえば、鉢植えの花や観葉植物を贈る場合も、赤くない鉢植えのものや、赤い花を咲かせないものを選びます。また、赤い服を着ての訪問も控えるのが無難です。

【壁掛け時計】

 時計はシンプルなデザインであれば喜ばれそうですが、壁に穴を開ける必要がある壁掛け時計はNG。新築の家に穴を開けさせる物を贈っても歓迎されません。時計を贈る場合は置き時計を。ただし、本人が壁掛け時計を希望すれば問題なしです。

【マット&スリッパ】

 マットやスリッパは新築祝いにふさわしい品物に見えますが、特に相手が目上や上司の場合はNG。新築祝いに限らず、踏んだり履いたりするマットやスリッパは「踏みつける」ことを連想させるからです。足元のアイテムはなるべく避けましょう。

新築祝いには手紙を添える

 新築祝いは、お祝いの品を贈るだけでなく、一緒に手紙を添えるのが理想的。お祝いの気持ちがさらに伝わる書き方は以下の通りです。

【新居訪問でお祝いに添える時】

ご新築誠におめでとうございます。
ささやかですが、お祝いの気持ちをお贈りします。
どうぞ、お納めください。

 直接お祝いを渡す場合、短いメッセージを添える程度でもオーケー。

【新居訪問前にお祝いを贈る時】

ご新築おめでとうございます。
ご新居の住み心地はいかがですか。
ご家族の幸せな笑顔を想像すると、私まで幸せな気持ちになります。
ささやかですが、おめでとうの気持ちをお贈りします。
落ち着かれました頃に、ご新居を拝見させてくださいね。
ご家族皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

 新居訪問前の場合、「いつか伺いたい」という気持ちを伝えるのがポイント。

【新居訪問後にお祝いを贈る時】

素晴らしいマイホームの完成、心からお喜び申し上げます。
先日は素敵なご新居に招待してくださり、誠にありがとうございました。
海を臨めるリビングに飾っていただきたく、お祝いの品をお贈りしましたので、
ご笑納していただければ幸いです。
ご家族皆様のますますのご多幸をお祈りしております。

 新居訪問後の場合、新居に対する感想を記します。品物を贈る場合は、新居に合うものを選んだことを伝えるのがポイント。

最低限のマナーを守ってお祝いを

「新築祝いにふさわしくない品物はありますが、相手の立場に立って考え、相手の喜ぶ顔を想像してお祝いを決めたいものです。あなたの気持ちが相手に届くように、自分なりに心からのお祝いを伝えましょう。相手の喜びが、あなたの喜びであるように感じられますよ」(川道さん)

(オトナンサー編集部)











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管理人: k-design

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住宅の特注家具の設計及び施工管理: カワジリデザイン(k-design) H5年~現在: 家具データ販売・ 家具アドバイザー・ 家具に関する記事のライティング

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